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所沢・発達障害児者を支援する会「よつばくらぶ」

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よつばくらぶ

Author:よつばくらぶ
私たちは、所沢で発達障害の子どもを育てる親とボランティアの会です。平成17年1月発足。

発達障害の子どもたちが適切な教育を受け、就労、自立していけるように支援しています。

『発達障害のある大学生への支援』

無題


高橋知音編著


障害学生への合理的配慮が求められるようになった現在、

学習や生活をどう支援するか?具体的な事例や実践を交えて紹介。


金子書房

http://www.kanekoshobo.co.jp/book/b252904.html


アマゾン セブンネット 楽天ブックス


*************************


同じシリーズに『発達障害のある人の就労支援』があります。

http://yotsubaclub3.blog.fc2.com/blog-entry-476.html


そちらの本を先に読んで、驚いて率直に感想を書きました。


何に驚いたかというと、

本来小中学校で学ぶべきことが全く身に付いてなくて、

大学で基本的な社会性やコミュニケーションの支援をしないといけない現実です。


発達障害の問題というより、

勉強ができたために社会性やコミュニケーションの課題が

見過ごされ先送りされてきたことに大きな問題を感じます。


大学さえ卒業すれば何とかなると思っている保護者の方は多いですし、

勉強ができて大人しければ、学校に相談しても問題視されないことも多いです。

高校までは、学力至上主義なんですね…。

でも、大学では学力だけでは対応できなくて問題が顕在化。


ラッキーであれば大学で支援を受けられることもあるけれど、

明星大学のライフスキルトレーニングのように

「大学適応を実現できれば、就労に向けての基礎スキルも整えられる」

と、大学適応が目標になってしまうこともある…。


怖いことだと思いました。


ただ、障害者差別解消法の施行もあって、

各大学が障害障害の学生への配慮や支援を

模索している様子は隔世の感があります。

あと数年したら全く状況が変わってくるかもしれないと希望を持てました。


しかし、そのためには、

学生側も障害受容(自己理解)を進めて

配慮要請のスキルを身に着けていく必要があります。


成蹊大学の岩田淳子先生の

「発達障害のある学生へのカウンセリング」

が、素晴らしかったので参考にしてください。


障害受容(自己理解)や配慮要請スキルの獲得は

学生自身が納得してそうしたいと願わなければ進められないものです。

でも、認知に偏りのある発達障害学生は自分でその必要性に気づけない。


どんなふうに説明していけば発達障害学生の腑に落ちるのか?

障害をポジティブに捉え、むしろ自分の「武器」だと思えるように伝えるには?


息子たち二人の就活を経て、

こういうところが難しかった、こんな風に伝えたらうまくいったと

私がいま感じていることとほぼ同じです。


こんな先生が学校にいて力を合わせることができたらどんなに楽だったでしょう…


ただ、この岩田先生のいらっしゃる成蹊大学でも、

ストレートに就職していける発達障害学生はほとんどいないと聞きました。

小中学校~大学、家庭さまざまな点が線にならないと

就職まで結びつけることは難しいんだなと改めて感じます。


C

omment


T

rackback

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