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所沢・発達障害児者を支援する会「よつばくらぶ」

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よつばくらぶ

Author:よつばくらぶ
私たちは、所沢で発達障害の子どもを育てる親とボランティアの会です。平成17年1月発足。

発達障害の子どもたちが適切な教育を受け、就労、自立していけるように支援しています。

第5回(最終回) 未就学児SSTプログラム

あっという間に最終回を迎えた親子SST。
クリスマスが近い時期だったので、クリスマス会も兼ねて盛りだくさんの内容にしてみました。
全体の目標は「とりかえっこをしよう」です。

1.コインあつめ
2.おみせやさんごっこ
3.ツリーのかざりつけ
4.ごほうび(お菓子バイキング)

上記4つの課題で、打ち解けてきたお友達とコミュニケーション遊びをします。
「不調の子のための休憩席を用意しよう」という前回の反省から、
見学席を設けて子供達にも説明をします。

IMG_0367_convert_20160204113318.jpg

流れの説明は、3番「ツリーがあるけど、飾りが無くて寂しいね」
→2番「飾りを用意してあるからお店屋さんになって、売ろう!(買おう)」
→1番「買い物するならお金が要るよね、コインを集めようか」
→4番「お店の売り上げと、ごほうびを交換するよ」
と、目的があってそのために課題がつながっていく理由を話しました。

今回は、使用するコインにレリーフがあったので、
「コインの柄を自分のお店のマークにする」
「そのマークのお店では同じマークのコインでしか買い物ができない」
「同じ店で買い物ができるのは1回だけ」というルールを作り、
色々なお店で買い物がしたかったら、コインを友達と交換して全種類のコインを集めよう!
という流れにしてみました。
お楽しみ要素として、子供達のお店のマークを決める時に、
中身が見えないようにクラフト紙で包まれたコインをクレヨンでこすり出し、
多く入っていたコインの柄がその子のお店マークになるように演出してみました。
自分でこすり出した柄が自分のマークになるのが嬉しいのか、
「お~、僕は○○がいっぱいある!」「○○ちゃんは、○○マーク!」と楽しんでくれたようです。

第5回はやることが多かったので、時間オーバーを防ぐために
開始10分前から遊びの延長のような雰囲気の中でこすり出しをしてもらい、
「○○君は星マークのお店になるよ」なんて話してみました。
そのせいでしょうか。
予告していた開始時刻になったので着席を促し「これから遊ぼう会を始めます」と挨拶をしても、
抜群の安定性を誇るBちゃん以外の3人はいつものようにビシッと決まりません。
「えー?」「なにそれー?」と言いたげな不満そうな顔と、くずれた姿勢をしています。
「時間が足りない」という大人の都合は、子供達にとっては
「いつもと違う」「曖昧」「いつ始まったのかわかりにくい」という迷惑な話だったようで……。
(正直な反応ありがとう、勉強になりました)
「今日はやりたいことが沢山あるので、いつもより10分早く始めます!」
と、宣言した方が良かったようです。

【1.コインあつめ】

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子供達に配ったコインは4枚。ABAAのような組み合わせです。
「お友達の店で買い物をするためにはCとDのコインも欲しいよね」と話して、
集めたいコイン4種類が印刷されたお財布の絵と「どうぞ」と差し出す手の絵を配りました。
手持ちの中から集めたいコインをお財布の上に乗せてもらい、あまったコインを手の絵の上に乗せてもらいます。
不要なコインを一枚持って前に出てきてもらい、自分の欲しいコインがあまっている子と、コインの交換を促します。

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立っている子から「とりかえて」と言う→頼まれた子が「いいよ」と返す
→「ありがとう」という流れを期待していたのですが……。
交換の練習までする時間が無かったせいで、
「換えて」と頼まれる前に「どうぞ」と差し出してくれる優しいNちゃん。
M君に「かえて」と頼まれたBちゃんは、
丁度自分が集めたいと思っていたコインと換えてもらえるわけですから「ありがとう」と答えます。
するとお願いした立場のM君が「どういたしまして」と返すという、奇妙なやりとりになってしまいました。
なるほど~。確かにそうなりますよね~。子供達の立場に立っての想像が足りませんでした。
想定とは違いましたが、やりとりが微笑ましくて見ているこちらが嬉しくなります。
みんな可愛いです。
順調に交換を済ませ、全員のお財布がいっぱいになったところで無事に終えることができました。

【2・おみせやさんごっこ】

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1回につき2人がおみせやさん、残り2人がお客さんという役割分担で行いました。
苦手な待ち時間を無くすため、常に何か役をできるようにと考えられた方法なのですが、これがとても効果的でした。
店ごとに使うコインが違うというのも、子供達はよく理解してくれていました。
「いらっしゃいませ」「これ下さい」「どうぞ」等のセリフも、ヒントなしで言える子や、
教えてもらってから恥ずかしそうに小さな声で頑張る子、みんなとても楽しそうでした。
最初に、「商品の袋は先生が開けて良いよというまで開けないよ」と約束をしたのですが、
皆きちんと守れていてとても偉かったと思います。

【3・ツリーの飾り付け】

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買ったオーナメントをクリスマスツリーに飾り付けしました。
押したりもめたりする事なく、上手に真剣にツリーに付けてました。
クリスマス会らしくてとっても微笑ましい光景で母はニヤケました。

【4・ごほうび(お菓子バイキング)】

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最後はごほうびのお菓子バイクング♪
ママ先生たちが、みんなの喜ぶ顔を想像しながら用意してくれたお菓子を
かわいいカップに、思い思いに詰め込みました。
みんな良く頑張ったね!お菓子をほおばる子どもたちはとても良い顔をしていました。



~~子どもたちのお楽しみプログラム~~

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お茶大のお姉さんたちも、クリスマスバージョンということで
演出やプログラムをクリスマスらしく工夫して下さいました。


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「うさぎタイム」ではまねっこ歩きをしました。
お姉さんの動きをまねて早く歩いたり、遅く歩いたり、電車のまねをしたり・・・
お部屋を大きく使って、伸び伸びと活動できていました。
でも、≪まねをする≫というあそびは曖昧で難しいと感じる子もいるようで、
休憩席でみんなの動きを見守る子もいましたが、
難しいな、疲れたな、休みたいなと意思表示できるのはとても立派だと思いました。


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「かめタイム」ではクリスマスリース作りをしました。
最初に完成品を見せてもらい、作り方を説明してもらいます。
まずはリース作り。
あらかじめ作っていただいていた折り紙パーツを組み立てて、カラフルなリースができました。
続いて、シールやかざりを自由に貼っていきます。
みんなハイセンスで素敵な作品ができて、お姉さんたちはビックリしていましたね!
時間があったので2個め、3個めを作った子もいました。
兄弟やお父さん、お母さんにお土産にしたいの!という子供たちの優しい気もちに触れて
とてもほんわかした気分になりました。



~~お母さん達のエンパワメントプログラム報告~~
お茶の水大学の篁先生が講師をして下さいました。

今までの振り返りと、宿題「こんなふうにしてみました」の話し合いを2グループに分かれてしました。
グループ内で他の方の対処方や、自分の疑問や悩みを話せたので良かったです。

最後は「ちょこっとチャット」で配られたカードに沿って発表。
質問内容はバラバラですが、各個人の考え方がわかり、考え方を知る上でとても参考になりました。
篁先生の「どうしてそう思うか」との問いで普段考えなかった事を考えるきっかけになりました。

最後になりましたがこの会を通じて、
本で読んで分かった気になっていただけで、子どもにあまり対応できていなかった事に気がつきました。
子どもを褒める事。やっているつもりでも、つい当たり前だと思ってしまっていた事が多かったです。
大げさでも褒めてあげる事は大切。
時には無視する事も必要。でも少しでも出来たら褒めてあげる。
会で学んだ事を今後生かしていきたいです。
ありがとうございました。


【Special Thanks】
お茶の水女子大学
篁 倫子先生
小林さん、北畑さん、樋山さん、田上さん

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